川人 綾Aya Kawato
1988年生まれ。神経科学者の父のもと、脳を通して世界を把握しているということを強く意識するようになる。京都で日本の伝統的な染織を学んだ後、パリ国立高等美術学校交換留学を経て、東京藝術大学大学院先端芸術表現科博士後期課程を修了。「制御とズレ」をテーマに、伝統的な染織や現代の神経科学を背景にもつ、グリッド状のペインティングを中心に制作している。主な個展に「斜めの領域」(京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル、京都/2022年)、「project N 89」(東京オペラシティ アートギャラリー、東京/2023年)。主なコレクションに、シャネル株式会社(東京)、東京藝術大学大学美術館。また「野村美術賞 2018」、「2074、夢の世界」グランプリなど受賞多数。ロンシャンラメゾン銀座、ザ・ホテル青龍(京都)、フェイスブック(東京)等、ホテルやオフィスのコミッションワークも数多く手掛けている。
INTERVIEW
【PICK UP ARTIST】川人綾|どんなに緻密な手作業でも発生してしまうズレが美しい、人間の出来ることの領域を超える|【MEET YOUR ART】