Koto

Koto

プロフィール

京都生まれ。 デザイン、建築会社勤務を経て、現在も学業、画業を兼業。

両親がデザイナーだったこともあり、物心つく頃から絵を描く。高校から美術学科で油画を専攻し本格的にアートの世界に入る。 一旦はデザインを志し海外生活を経て帰国後、再びアーティストとしてデジタルアートと油彩で描く活動を2021年よりスタート。


経歴

油画 県展 入選、特別賞受賞
全国高文油画コンテスト3.4位受賞
油画 県立近代美術館 卒展出展、
建築 県立近代美術館 グループ展出展など。
デジタルアート 岸和田デザインコンテスト入選
デジタルアート デザイン フェスタ ギャラリー原宿出展
デジタルアート さくら亭ギャラリー出展
デジタルアート 100人10 入選 シンワオークション銀座
M.A.D.S ミラノ イタリア展示

インタビュー

あなたにとって、美術 / 制作することとは何でしょうか。

温故知新。

現代アートながらもどこか懐かしいノスタルジックな表現を加えています。生まれ育った土地柄かもしれませんが、伝統工芸や古い建物に興味があり、集めるものも、アンティークやビンテージなものばかりです。

そのため自身の作品にも新しいけど古めかしさを意識して制作しています。私の作品から何かを感じとっていただきご自身の糧になっていただけたら幸いです。

いつから美術に興味を持たれたのでしょうか。

両親がデザイナーということもあり、物心ついた時から絵を描いていました。
母曰はく、お箸を持つよりも早く筆を持って絵を描いていたとのことです。
小学校からはアトリエに通いたくさんのコンペで受賞をいただき、本格的にアートの世界に入るために、デッサンを鍛え美術高校へ進学しました。
その後、悩んだ末デザインの道に進むべく海外留学での語学力や建築知識を身につけデザインで仕事をすると同時に、絵を描くことをやめてしまいました。
しかし、2021年からIpadを機に再び絵を描き本格的に活動を開始しました。

アートに限らず影響を受けたクリエイターはいますか。

アートではロートレック、エドワードホッパー、バンクシー、アンディウォーホル。建築ではガウディ、フランクロイドライト。音楽ではnujabes,Engelwood。その他日本の職人さん。伝統工芸職人、宮大工と言われる方達も本当にリスペクトしています。私の作品の中には、高校の時から有名なアーテイストの作品を混ぜて制作し自身が撮影した風景をリミックスし現実にありそうでない作品を作っています。また音楽からインスピレーションを受けて作成もしています。その為Instagramなどでは音楽も一緒に流して投稿しています。少しでも作者の意図を感じてほしくて。

転機となった作品があれば教えてください。

LA girl という女性を描いた作品はデジタルアートの絵の中で初めて展覧会に出した作品です。「100人10」という展覧会はInstagramを用いて550人のアーテイストの中から100人の作品を「いいね」の数で選んだ後に銀座シンワアートオークションで展示し、ほしい人が10万円で購入し応援するという展覧会でした。2021年夏からアーテイストとして再スタートをきった私は選出されるとは思っておらず、選ばれたときはびっくりするのと同時に緊張が走りました。その後無事に作品も完売し、いろんな企業様やキュレーターの方と関わることが増え、展覧会へのご招待などをいただくことになり現在ではミラノの展示に向けて制作しています。私の絵を良いと評価してくださった皆様や展示する機会を与えてくださった主催者の皆様には本当に感謝しています。

  • 石井 古都
  • 石井 古都
今後、作家としてどのような活動の展開を考えていらっしゃいますか。
今後の展望や今挑戦されていることなどありましたら、お聞かせください。

個展開催と海外進出!!
ひとりでも多くの方に私の作品を知ってもらえるきっかけを作りたいです。
そのため日本に限らず世界中で活躍していきたいと考えています。最近ではデジタルアートに限らず、いろんなジャンルで表現していきたいと考えていますので、ミクストメディア、アクリル、オイルパステル、油彩、水彩などの画材を用いて自身のアート表現を無限大に広げて行こうと考えています。