谷口実里

谷口実里

プロフィール

1996年生まれ京都府出身。 現在絵画表現を中心にコラージュや文章執筆、作詞作曲など多岐にわたって表現活動を行う。
日記を書くかのように生み出される作品はどれも日常への眼差しが基盤となっており、自身の体験が色濃く反映されている。
近年では自然の中で耳をすませて聴こえてくる「植物の声」を絵画にした「Voice of Plants」シリーズを手掛ける。

インタビュー

あなたにとって、美術 / 制作することとは何でしょうか。

自分自身と対話することであり、またこの社会を生き抜く為の術であると思っています。

アートに限らず影響を受けたクリエイターはいますか。

アンディ・ウォーホル、草間彌生、神聖かまってちゃん Vo.の子

転機となった作品があれば教えてください。

高校一年生冬、精神科で鬱と診断されました。
明日生きていけるかどうかさえ分からない精神状態の中で、ある一つの絵を描いていました。
タイトルは「depression」。文字通り「鬱」の自分の姿を描きました。
ありのままの自分の感情と向き合い、その思いを作品として昇華している、私の原点となっている作品です。

  • 谷口実里
今後、作家としてどのような活動の展開を考えていらっしゃいますか。
今後の展望や今挑戦されていることなどありましたら、お聞かせください。

これまで平面作品だけに留まらず、詩を書いたりパフォーマンスをしたりしてきましたが、今後はもっと表現の幅を広げていきたいと思っています。
今は音楽制作に興味があり、作詞作曲に挑戦しています。