プロフィール
日本特有の思想や感覚、現代の発想や画法を融合し、万物に秘められた“何か”を追求しながら筆を走らせ続けている画家。
近年は大絵馬や現代絵図を描き、奉納や文化の継承を進める傍ら海外での個展開催など表現は多岐に亘る。
「Ronin-Globus Artist in Residence Program」最優秀賞(NY)
安曇野市豊科近代美術館作品収蔵、信州善光寺へ大絵馬奉納(長野)
インタビュー
あなたにとって、美術 / 制作することとは何でしょうか。
私にとって制作・表現をし続けること、芸術文化に携わり続けることは、生きることそのものだと思っています。
いつから美術に興味を持たれたのでしょうか。
美術に興味を持ち、意識し始めたのは小学校1年生頃から。
物心つく頃から、紙とクレヨン、鉛筆があれば始終描いてました。小学1年生の時、両親に連れられて長野県小布施町にある葛飾北斎の美術館「北斎館」に初めて行き衝撃を受けました。浮世絵はもちろん、化け物の絵にまで引き込まれ「日本の美はすばらしい」と感じたのがすべてのはじまりだったように感じています。
アートに限らず影響を受けたクリエイターはいますか。
葛飾北斎/歌川国芳/パブロ・ピカソ/フンデルトヴァッサー/パウル・クレー/水木しげる/川久保玲/坂本龍一
転機となった作品があれば教えてください。
「御柱祭行列図」「三十三応現身波図 -明日への精神-」「擬音態画伝 そより」
今後、作家としてどのような活動の展開を考えていらっしゃいますか。
今後の展望や今挑戦されていることなどありましたら、お聞かせください。
国内外問わず、定期的に個展を開催して作品を発表し続けていきたいです。
また、今年で20年目となるライブペインティングも継続していきたいと思っています。
2011年より、日本の伝統文化の一つである絵馬の制作や文化に携わるようになり、
今は希少となっている絵馬文化を継承する絵師としても活動を続けていきたいです。