
中村 亮一Ryoichi Nakamura
中村亮一 1982年東京都生まれ、東京都在住。
渡独を理由に東京造形大学を退学し、ベルリンでアーティストとしてのキャリアを始める。
ドイツでのアジア人に対する偏見や差別を受けた体験、ドイツ社会とトルコ系移民社会の隔たりを目の当たりにしたことがきっかけとなり、自身が生まれ育った日本社会に疑問と関心を抱き、2015年より社会で見えなくなっているマイノリティに着目し、彼らと私たちの社会をより深く理解する取り組み「a study of identity」シリーズの制作を始める。
2015-2016年ポーラ美術振興財団若手芸術家の在外研修助成「ニューヨーク、ロサンゼルスにおける20世紀前半、戦前-戦中-戦後の日本人移民、日系2世3世について調査を行い、現代絵画における先端的な表現方法を学び、作品表現の発展を模索した制作を行う」(アメリカ)2019年ビル&メリンダ ゲーツ財団「a study of identity」収蔵(シアトル)国内外での展示多数。