ショウジョノトモ:ShojonoTomo

プロフィール
「SKINSHIP BURNY(スキンシップレスによる火傷)」という造語を掲げ人間のコミュニケーションの問題を取り上げ国内外で活動する現代美術家。
ショウジョノトモの名はインナーチャイルド、潜在意識を意味する。
幼少期使用していた2段ベッドとlove dollを用いたストリップシアターでデビュー。
日用品や衣服を用い、人の機微を独創的な物語に仕立てていくパンキッシュでユーモラスな発想力やビジュアルからTVやアパレル企業とのコラボーレーションや国外での招待展示も多数。
2011~2014アメリカンラッパーNICKI MINAJの衣装を機に、NICKIの歌の歌詞中で唄われるなど、海外の美術関係者外での認知も拡大した。
コロナ以降、心理学や脳科学の学びを取り入れた抽象と具象をmixさせた絵画やパフォーマンスをスタート。
本年秋、スタジオM・O・Gより初画集を発刊予定。
インタビュー
あなたにとって、美術 / 制作することとは何でしょうか。
自分が生きている意味を実感する行為。他者、社会と関わるスキンシップツール
いつから美術に興味を持たれたのでしょうか。
物心つかない頃から、自分のルールで何かしら創作していました。
美術という世界への意識を持ったのは高校で進路を考えた時が初めてかもしれません。
アートに限らず影響を受けたクリエイターはいますか。
ニキドサンファル、リーヴァワリー、具体、諸星大次郎、石森章太郎、永井豪、楳図かずお、ニューヨークのグラフィティーカルチャー
転機となった作品があれば教えてください。
男女の携帯電話の会話を異なる音源に変換し第三者のtvにハイジャック放送するイベント。
(1996uplinkファクトリーにて「ノゾキケイタイテレクラ:キムタクノロジー」)渋谷で男女を勧誘し、ギャラリーに設置したテレフォンボックスに女性を配置、ワゴン車の中に男性を待機させ、初対面の相手の会話する姿を盗聴、盗撮した。
初めてのインタラクティブイベントであり、それ用に作成したアニメーションがニューヨークで受賞、ロンドンでのアートサポートがスタートしました。
今後、作家としてどのような活動の展開を考えていらっしゃいますか。
今後の展望や今挑戦されていることなどありましたら、お聞かせください。
平面、立体のビジュアルアート制作だけでなく、他者と対話ができるインタラクティブな活動を並行し国内外で発表していきたいです。
●「アートプロジェクト高崎2023」出展、パフォーマンス
会期:2023年10月28日(土)〜11月26日(日)
展示場所:高崎市駅周辺野外(パフォーマンス:ペデストリアンデッキ予定)
●初画集「SKINSHIP BURNY(仮)」スタジオM・O・Gより2023年11月〜12月初間予定