
YU SORA「記憶された日々―기록 된 나날―」
「16:30」
先生と、
まーちゃんと、ひーちゃんと、こはるちゃんと、
いっぱい遊んで
ピンポンして、ここで待ってたら
もうすぐママが来る。
ママがもうすぐお迎え来るとうれしい。
バイバイしてママとベビーカー乗って
お空には飛行機が飛んでるの。
生まれて690日の娘が、寝る前にゆっくりと話してくれた自分の日常。
16:30に保育園のお迎えに行くと必ず同じ時間に飛行機が飛んでいた。
最近、話せるようになったばかりの小さな子が
言葉を覚えて、繋いで、毎日同じ時間に目にするものを並べる。
ゆっくりと自分の知っている言葉をつないでいく。
一緒に見つめた風景がスライドショーのように
二人の閉じた瞼の裏に流れる。
YU SORA