witnesswitness
福岡県出身。
草花をモチーフにしたものやズレた作品のほか、自身の作品をプリントしたファブリックといった横断的なメディアで作品を発表。
2020年 サッポロビールが発表したリブランディングのキービジュアルを担当。
これまでNIKE、MONTBLANC、スターフライヤーなどとのコラボレーション、作品提供を行っている。
INTERVIEW
あなたにとって、美術 / 制作することとは何でしょうか。
映画監督のアレハンドロ・ホドロフスキー氏が以前、「芸術/美術とは、カエルが光る虫を食べて光る排泄物を出すようなもの」と言っていて、その通りだなと思いました。
いつから美術に興味を持たれたのでしょうか。
小学生の頃に夏休みの自由研究で描いたカブトムシの幼虫の絵を母親に上手やんと言われたのが最初で、高校の美術の授業で色々な画材や作風があって面白いと思い始めました。
アートに限らず影響を受けたクリエイターはいますか。
祖父が大工だったので子供のころ建設中の家をいろんな角度から見ていたので柱や梁などのイメージがずっと頭にあります。
友人の作家、音楽家の作品が素晴らしく、以前からずっと刺激を受け続けています。
特に「MAHINA APPLE BAND」は初期からジャケットデザインをやらせてもらっていて、楽曲も歌詞も素敵です。
転機となった作品があれば教えてください。
2020年、2021年元旦のサッポロビール新聞広告用に描いた作品なのですが、制作前にサッポロビールさんが僕の過去作品から受けた印象と、作品を描く時の意図が全く同じだったのに驚いたり嬉しかったりでこれまでやってきたことの集大成だと感じます。
今後、作家としてどのような活動の展開を考えていらっしゃいますか。
今後の展望や今挑戦されていることなどありましたら、お聞かせください。
普段のアトリエではない場所での制作や、海外で展示ができればと思っています。