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経歴
インタビュー
あなたにとって、美術 / 制作することとは何でしょうか。
美術は心を動かすものという認識があります。
視点を変えるものもあり、発見や気づきがあるものもあります。
それは外側のことであったり、内側のことでもあります。
制作することについては、
いつも、感覚としては“自分が欲しいもの”であることが大前提なのですが、制作過程においては、
最初のインスピレーションに向かって、どうしたいか、どうありたいか、を自問自答しています。
素材同士の会話ややりとりに耳を澄ませる。そしてその中で、私の”こうしたい”も織り交ぜながら
全体との調和を計っていくのを楽しんでいます。
いつから美術に興味を持たれたのでしょうか。
物心ついた時から絵を描くのは好きでした。自分は漫画家になると幼い時は思っていました。
本格的に絵を習いだしたのは高校の美術部からです。
アートに限らず影響を受けたクリエイターはいますか。
夢中になって読んだり模写したドラゴンボールの鳥山明さんや、井上雄彦さんは、描写やタッチに
いつもワクワクし、惹きつけられていました。それはどこからともなく自分の中から呼び起こされる
エネルギーが、どんどん湧いて溢れるような感覚がありました。そういった視覚的楽しさや感動
を教えてくれた大きな存在です。
転機となった作品があれば教えてください。
究極にシンプルな問いかけ「描くこと、生きるということ」にフォーカスした時に生まれた作品です。
初めて異素材を組み合わせて本格的に制作した作品です。
今後、作家としてどのような活動の展開を考えていらっしゃいますか。
今後の展望や今挑戦されていることなどありましたら、お聞かせください。
純粋に、素材達の調和をもっと追求していきたいと考えています。それがキャンバスの上で叶った時の
アート作品を自分が見てみたいと願っています。素材を使っているので、実際に見ることのできる個展の
開催も増やしていきたいです。海外での評価も知りたいを考えていますので、活動範囲を広げていくことを
意図しています。