サイトウユウヤYuya Saito
宮城県気仙沼市で生まれ。米国オクラホマ州立セントラルオクラホマ大学卒業。
14歳からはじめたスケートボードを起点に、日々滑りぬけてきた『都市と人間の関係性』をテーマに製作。ストリートスポーツを「形状」という観点から紐解くことで、『曲面』そのものを新たな視覚言語として設定。シリーズ作品に加えて、デジタル作品、都市関連の作家とのコラボレーション作品など、複数の製作を交差させることで、領域横断し続ける都市像を切り取ろうとしている。伝統的な曲木技法と、ラッピング技法やデジタルモデリングなどの現代特有の手法の組み合わせによって生み出される作品群は、都市と人間の間に漂う普遍的な問いを、ユニークな角度から鑑賞者に投げかけている。