こちらの作品は、「RE：FACTORY」に参加のアーティストによるイベント販売作品となっております。
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ぜひご自宅でお楽しみください。
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心身に玉虫色の酩酊をもたらすドラッグも化学式に還元すれば味気ない記号の羅列になる。
作家の中島らもが言うように、人間というのは「化学薬品の力ひとつで一変してしまうもの」（『アマニタ・パンセリナ』）なのかもしれない。
無秩序で濃密な変性意識状態と秩序立って淡白な元素の構造……そのパラドックスに私は興味をそそられる。
そこで手始めに、酒（Alcohol）と大麻（TetraHydroCannabinol）を化学式で表してみた。
図像の下敷きとなるのはイタリア人アーティストのアリギエロ・ボエッティによる、《Order and Disorder》をはじめとした四角い枠の中にアルファベットを配した一連の刺繍作品だ。
その上で、インクをドリップさせてレタリングした文字と数字を独自のフォントのように用いて画面を構成した。

制作年：2023
素材：テトロンクロスに昇華転写プリント、パネル
サイズ：803×803mm
エディション：3
配送までの期間：約1ヶ月
作品画像クレジット（コピーライト）：Haruya NAKAJIMA

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